ウノポートイン計画が生まれた2015年、一つだけはっきりしていたのは、新しい施設にはスタイルを持った「強く美味いコーヒー」が必要だという事。
玉野出身の建築家、高原正伸氏が宇野の隣町、生まれ故郷の八浜へ帰ってきたのは2010年。 それまでは福岡や京都で教鞭をとったり、建築事務所の仕事をしていたり。
「如何に独立して生きるか」という前衛的で恐れ知らずの彼の反物質主義的な考え方は、この街に住む文化意識の高い人達に影響を与えた。彼の人生のゴールは「漁船の上で生活する。そして死ぬまで気ままに移動しながら暮らす。」ということ。彼はいつでも一つ場所に留まるのを嫌い自分が設計する建物でさえ土地に縛り付けたくないと考える。
彼は自身の家も独力で(ヒマコ夫人の協力を得て) ほとんど廃材から作った。しかも土地にしがみつかない車輪付きの可動式。
Uno Port INNは彼の生きる姿勢と建築スタイルがとても気に入って、彼に唯一無二のモバイル・ハウスの設計をお願いした。
高原氏が考案した将来のUPINNエスプレッソスタンドのデザインは、神社のような姿だった。同じ八浜出身の家具工房fam-greedの家具職人、藤原秀人氏が檜を使った日本古来の木組み工法で作った。
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